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業界をあげての取り組みとしては、国家プロジェクトとして位置づけられる「高機能チタン合金創製プロセス技術開発プロジェクト」を推進。これは、チタンが幅広い用途を持つ構造材料として期待されるなか、今後予想される、チタン需要の増大の中で、日本の国際的な優位性を維持し、さらに強化してゆくためには、より効率的な生産や加工プロセスの確立が求められることから始まったもの。低コストで大量生産可能な一貫した製造プロセス技術、加工性、強度などの向上のためのチタン合金化技術を開発することを目的にした新しい製錬法の誕生に今から熱い注目が集まっている。
スポンジチタンからの連続インゴット化および板などへの連続製品化が将来の目標。
新たなチタン合金の開発により加工性、耐食性、高温・低温特性、高剛性・柔軟性、チタン以外材料との混合利用性のさらなる向上を目指していく。
チタンに比較しても飛躍的に軽量で且つ高温特性に優れた加工性の良い金属間化合物を開発する。
水素吸蔵性に優れるTi-Fe-Xを上回るチタン合金を開発し、水素貯蔵、水素燃料自動車、水素利用ライフに貢献する。
形状記憶特性の優れるTi-Niを安価で性能を超える合金を開発し、廃熱からのエネルギー回収、温度センサー機能を持った自動締結部分や駆動部品の開発。
高温、低温、高真空、高濃度イオン環境、放射能環境、高磁場環境などでの性能評価と性能向上。
チタン原子挙動を解明し、電子材料へ応用の可能性を探求 チタン表面の酸化物性質を解明し、抗菌効果、光発電などの可能性探求。